地域貢献
防犯アドバイス
防犯まちづくりの進め方【密集市街地】
防犯まちづくりの進め方
~密集市街地~
[特性]
- 建物が密集し、道路が狭隘なため見通しが悪いところが多く、空き巣狙いが侵入・逃走しやすい状況にあり、放火等による延焼の危険もあります。
- 古くからの市街地であって伝統的なコミュニティが機能している地区も多くありますが、定住性の低い賃貸住宅が多い場合にはコミュニティ形成が困難な面もあります。
[対応]
- 都市基盤の整備がそのまま防犯上の効果を持つ地区であるので、防犯対策に十分留意しつつ基盤整備を進めることが重要と言えます。
- 建物の壁面後退や交差点の隅切り等による見通しの確保や、ブロック塀の改善、老朽住宅の建替え更新等を進めることが重要といえます。
- 賃貸住宅が多いエリアでは、賃貸住宅の所有者・管理者への働きかけを通じて、適切な管理の実施とともに住民のコミュニティ活動へ の参加を促す等の取り組みも重要です。
- コミュニティが機能している地区については、住民による防犯診断、パトロール等の防犯活動を実施することも有効です。防犯診断にお いては、ブロック塀や植栽のほか、道路の暗がりも主たる対象となっています。